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ヤマハ YZ125 エンジン分解

2020年03月09日 | カテゴリー:修理整備

YAMAHA YZ125 エンジン分解しているところをYouTube動画にしてみました。

ブログにも書きますが、解説・考察も喋ってますのでお時間あれば動画もどうぞです。



お得意様からYAMAHA YZ125のエンジンオーバーホールを依頼されました。

腰下だけ分解整備を依頼されましたが、よくあるパターンです。

腰下の分解は特殊工具なしでは難しいため、腰上のピストン交換くらいは自分でするって方も持ち込まれる場合が多いですね。

さてこのエンジン、実は分解するのにとっても苦労しました。

なかなかクランクケースが割れなかったんです。

本来であれば特殊工具を使用すれば比較的すんなり割れるのですが、押しても引いてもダメ。

無理するとアルミケースは簡単に歪んだり割れたりするので根気よく少しずつ分解しました。

分解してみると、サイドベアリングが完全にケースに焼き付いてる状態。

なんでこんなことに?

ここから先は推測ですが、こんな理由が考えられます。

まずエンジンオイル(2サイクルオイル)の問題。

お客さんに聞いたところ、けっこう良いオイルを使っていました。

もしかしたら本来だったら焼き付きを起こすくらいの状況だったのが、そのオイルの力で何とか持ち、ベアリング周辺の温度が上昇しケースに焼きついたとも考えられます。

社外チャンバー使って、ビンビンに高回転使った走り方でしたので、純正オイルだったらダメになってたくらいかもです。

さらに言うと、良いオイルの中には燃焼を促進させる添加剤が入っている商品もあるそうなので、燃焼温度も上がり、さらに焼き付いた。

そのうえさらにはオーバーホールサイクルの問題。

やっぱり少しでも長く使いたい気持ちは分かりますが、伸びればそのぶん負担はかかり、これまた部品の焼き付きになります。

そんな感じの理由でこうなったのかと。

あくまで推測ですが、おおむねそうだろうというのを予測して次に生かさないとまた発生しては大変ですので。

やっぱりこういった見立てができて、やっと整備をしてるって感じですね。

分解もさることながら、こういった見立てを聞いてみると、メカとしてのスキルが分かっておもしろいですよ。

竜輔

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